「こいつ、プロレスやって大丈夫か?」「今まであんな人いなかった」「焦ってる」「根性だけはある」「二重人格」「キライです」――安川惡斗(あくと)に寄せられる仲間たちからの言葉。カメラは、“悪の女優魂”のキャッチフレーズでリングに上がる彼女の秘められた素顔に迫っていく。自身の言葉で赤裸々に語られていく中学時代のいじめ、レイプ、自殺未遂。人生を諦めかけていた時、1人の医師からの言葉が彼女を救い、東京で出会った演劇、そして女子プロレスが彼女を再生へと導く。そして、悪役(ヒール)レスラーとして活躍を始め、ようやく自分の居場所を見つけた彼女だったが、相次ぐケガにみまわれ、思いもよらぬ病にも襲われるー。
傷つき、何度となく倒れても歩みを止めない、“がむしゃら”に生きている彼女の姿と言葉の一つ一つは、未来に希望を持てず閉塞感を感じる人々に感動と勇気を与えてくれるだろう。
1986年11月13日生まれ、青森県三沢市出身。
2012年2月5日、女子プロレス団体・スターダムからヒール(悪役)としてデビュー。13年11月3日、ダーク・エンジェルを下し、第3代ワンダー・オブ・スターダム王座に輝く。15年2月22日、世Ⅳ虎との試合が顔を殴り合う壮絶な喧嘩マッチに発展、重傷を負う。9月23日に復帰戦を行なうも、視力回復が困難との診断により、12月23日の後楽園大会をもって引退。以降、女優として活動して
いる。
1961年、東京都出身。18歳からピンク映画の助監督を始め、23歳にして『セクシーアップ桃色乳首』(85)で映画監督デビュー。『童貞物語2 チェリーボーイズ』(88)で一般映画進出。以降『新・同棲時代』(91/原作・柴門ふみ)などの恋愛映画から、『マルソウ改造自動車教習所』(96)『喧嘩愚連隊』(98)などの不良ものVシネマのほか、テレビ、ミュージックビデオと幅広い分野で活躍を続けている。女優だけの劇団[lovepunk]の主宰・演出も務め、女の生き様をテーマに演劇活動も行っている。日本映画監督協会会員。
lovepunkウェブサイト:http://www.lovepunk.info/
監督でありながら、数々の作品の撮影も担当する。監督作品として「2ちゃんねるの 呪い 新劇場版~本危~」(12)「エクステ娘 劇場版」(14)などがある。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015オフシアター・コンペティション部門で監督・脚本の映画「メイクルーム」でグランプリを受賞した。
ジャズピアニスト、ロックギタリスト、作曲家。福島市在住。
バンド歴・Sheena & The Rokkets、ARB、Ruby、仲野茂バンドなど。
「上京ものがたり」「パンツの穴」「はだかの美奈子」「カバディーン2」「やるっきゃ騎士」他、サントラ担当作品多数。
常識を切り壊せ!! 時代が産み落とした突然変異体、新世代ガールズバンド"ミュータントモンスター"。2008年5月BE&MEANAの姉妹によって結成。
プロデューサーは日本のパンク・レジェンドTHE STAR CLUB・HIKAGE。
シニカルな詩に込めた日常の苛立ちと虚しさを、キャッチなメロディに乗せたツインボーカル。シンプルな3ピースガレージサウンドから、誰にも真似できない彼女たち特有の無機質なロックを生み落とす!!
MUTANT MONSTERウェブサイト:http://www.mutantmonster.com/
スターダム / ロッシー小川
水道橋博士(浅草キッド/漫才師)
女子プロレスという「終着の浜辺」のリングに執着する「輝きたいの」熱が あった。
柳澤健(「1985年のクラッシュ・ギャルズ」著者)
悪役女子プロレスラー安川惡斗の〝惡斗〟はアクトレス、すなわち女優を意味する。プロレスは一種の演劇であり、目的は観客を興奮(ヒート)させることにある。だが、殴られ、蹴られ、マットに叩きつけられれば、もちろん大きな痛みを伴う。彼女にはその痛みに耐える充分な理由があった。
安川惡斗=安川祐香のこれまでの人生は、凄まじい痛みの連続だったからだ。光り輝くリング上にはともに痛みを覚悟する仲間がいて、観客席には自分を応援してくれる人たちがいる。明日のことはわからない。しかしいま、彼女の生きる場所はリング上にこそある。この映画には、プロレスでなければ表現できない何かが、確かに描かれている。
小比類巻貴之(格闘家)
壮絶な過去の人生!それを踏まえプロレスのリングで表現する。
同じリングで戦う者として、同じ三沢市出身者として、彼女の壮絶な人生をリングで表現する彼女の人生を応援したい!
廣木隆一(映画監督)
これは高原監督と安川惡斗の『ブラックスワン』だ。飛べない白鳥がブラックスワンになってリングに舞い降りた姿に感動させられる。
東小雪(元タカラジェンヌ/『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』著者)
生い立ち、いじめや性暴力から這い上がる。
そして自分の生きる舞台を見つける。画面から伝わる、彼女の中にある「生きる力」に惹きつけられた。
プロレスファンならずとも、鑑賞後は胸が熱くなるはず!
※順不同
日付 | 地域 | 劇場名 | 上映時間 | 備考 |
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2015/3/28(土)~5/22(金) 上映終了 |
東京 | シアター・イメージフォーラム | 3/28(土)~4/10(金) 11:00/13:30/20:45 4/11(土)~4/24(金) 11:00/21:00 4/25(土)~5/22(金) ※5/22が上映最終日となります。 11:00より1回上映 |
特別鑑賞券は劇場窓口、書泉グランデ(神保町)にてお取り扱いしております。 アフタートーク(11時の回上映後) 「がむしゃら」を語る(×髙原秀和・安川惡斗) 4/29 ろくでなし子(漫画家) 5/2 佐々部清(映画監督) 5/4 うかみ綾乃(小説家) 「がむしゃら」が公開されて 5/6 髙原秀和・安川惡斗 5/16 髙原秀和・安川惡斗 5/22 髙原秀和・安川惡斗 |
2015/4/11(土)~4/24(金) 上映終了 |
名古屋 | シネマスコーレ | 4/11(土)~17(金) 19:10より1回上映 4/18(土)~24(金) 15:40より1回上映 |
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2015/5/16(土)~5/29(金) 上映終了 |
愛知 | 豊川コロナシネマワールド | ※劇場HPをご確認ください | |
2015/5/16(土)~5/29(金) 上映終了 |
広島 | 福山コロナシネマワールド | ※劇場HPをご確認ください | |
2015/5/16(土)~5/29(金) 上映終了 |
神奈川 | 小田原コロナシネマワールド | ※劇場HPをご確認ください | |
2015/5/23(土)~6/5(金) 上映終了 |
大阪 | 第七藝術劇場 | 5/23(土)~5/29(金) 20:15(1日1回上映) 5/30(土)~6/5(金) 20:15(1日1回上映) |
5/23(土)初日舞台挨拶あり (高原秀和監督、安川惡斗) |
2015/5/23(土)~ 上映終了 |
愛媛 | 松山 シネマルナティック | ||
2015/5/23(土)~ 上映終了 |
福岡 | 中洲大洋映画劇場 | ||
2015/6/6(土)~ 6/19(金) 上映終了 |
愛知 | 半田コロナシネマワールド | ||
2015/6/13(土)~ 6/19(金) 上映終了 |
青森 | シネマ・ディクト | 6/13(土)~6/19(金) 11:00/14:50/18:40 ※6/19(金)最終日、舞台挨拶 |
6/19(金)最終日、舞台挨拶あり 14:50/18:40上映終了後 (高原秀和監督、安川惡斗) |
2015/6/13(土)~6/26(金) 上映終了 |
兵庫 | 元町映画館 | 6/13(土)~6/19(金) 18:00(1日1回上映) 6/20(土)~6/26(金) 19:00(1日1回上映) ※6/21(日)舞台挨拶 |
6/21(日)舞台挨拶あり (高原秀和監督、安川惡斗) |
2015/6/13(土)~6/26(金) 上映終了 |
京都 | 京都みなみ会館 | 6/13(土)~19(金) 20:20~ 6/20(土) 13:25~ 6/21(日)~26(金) 14:00~ ※6/21(日)上映後、15:45~舞台挨拶 |
6/21(日)舞台挨拶あり (高原秀和監督、安川惡斗) |
2015/7/4(土)~7/10(金) 上映終了 |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | ||
2015/7/8(水)~7/14(火) 上映終了 |
広島 | 横川シネマ | レイト上映 | |
2015/7/25(土)~8/7(金) 上映終了 |
香川 | ソレイユ | 7/25(土)~7/31(金) 9:40/14:35 8/1(土)~8/8(金) 上映時間未定 ※8/2(日)舞台挨拶 |
8/2(日)舞台挨拶あり (高原秀和監督、安川惡斗) |
2015/9月 上映終了 |
東京 | アップリンク | 9/8(火)
19:30 ※舞台挨拶 9/15(火) 19:30 ※舞台挨拶 9/21(月・祝) 15:10 ※舞台挨拶 9/29(火) 19:30 ※舞台挨拶 |
9/8(火)舞台挨拶あり 「復帰を前にして~続けていくということ」 勝矢(役者「テルマエ・ロマエ」「HERO」他)、安川惡斗、高原秀和監督 9/15(火)舞台挨拶あり 「親子の関係を考える」 関口祐加(映画監督『毎日がアルツハイマー』)、安川惡斗、高原秀和監督 9/21(月・祝)舞台挨拶あり 「自分の居場所を探して」 景山潤一郎(THE PRISONER ボーカル)、安川惡斗、高原秀和監督 9/29(火)舞台挨拶あり0 「いじめからの脱却」 やべきょうすけ(役者『クローズZERO』『闇金ウシジマくん』他)、安川惡斗、高原秀 和監督 |
2015/9/26(土) 上映終了 |
愛知 | 岡崎図書館交流プラザ 「りぶら」ホール |
1回目10:30~ 2回目13:00~ |
2回目上映終了後に安川惡斗・高原秀和監督トークショー ●料金● 一般前売:¥1,000 一般当日:¥1,200 高校生以下前売:¥800 高校生以下当日:¥1,000 |
2015/10/3(土)~10/9(金) 上映終了 |
神奈川 | シネマ・ジャック&ベティ | 17:25~19:10 | 10/3(土)上映後、安川惡斗さん、高原秀和監督の初日舞台挨拶。 10/6(火)上映後、安川惡斗さん、愛川ゆず季さん、高原秀和監督の舞台挨拶。 |
2015/12/12(土)~12/18(金) 上映終了 |
新潟県 | 高田世界館 | 12/13(日)舞台挨拶あり (高原秀和監督、安川惡斗) |
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2016/2/6(土) 上映終了 |
北海道 | 札幌エルプラザ3Fホール | 13:30~ | 主催:映画『がむしゃら』を札幌に呼ぶ会 後援:札幌市・札幌市教育委員会・エフエム白石With-S お問い合わせ:080-3296-2203(担当:林) 安川惡斗・高原秀和監督・林不二夫(尻ミッターフジオ)による トークセッション「マイナスをプラスにする瞬間」を上映後開催。 チケット購入は「エフエム白石ショッピングサイト」から… http://www.830.fm/?page_id=305 |
2016/3/19(土) 上映終了 |
岐阜県 岐阜市 |
岐阜県図書館 多目的ホール | 上映 13:00~15:00 トークショー 15:00~15:30 |
主催:全国健康保険協会岐阜支部 上映終了後 安川惡斗さん・高原秀和監督トークショー 入場無料 事前申し込みの方を優先します。 お申込み方法はこちらから |
2016/3/20(日) 上映終了 |
岐阜県 多治見市 |
多治見市産業文化センター 大ホール | 上映 13:00~15:00 トークショー 15:00~15:30 |
主催:全国健康保険協会岐阜支部/多治見市 上映終了後 安川惡斗さん・高原秀和監督トークショー 入場無料 事前申し込みの方を優先します。 お申込み方法はこちらから |
2016/3/16(水) 2016/4/26(火) 2016/5/9(月) 2016/6/21(火) 上映終了 |
東京都 | なかのZERO・視聴覚ホール 〒164-0001 東京都中野区中野2-9-7 JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分 |
予約受付18:20~ 開場18:30~ (入場 予約18:30 当日券 18:40) 上映19:00~ |
上映終了後、髙原秀和・安川惡斗トークショーあり 予約・当日1000円/学生500円(学生証提示) 【予約方法】 ・『がむしゃら』フェイスブック・メッセージ https://www.facebook.com/gamushara0328/ ・『がむしゃら』Twitter・メッセージ https://twitter.com/gamusharamovie ・メールアドレス analogwork@yahoo.co.jp 予約番号を返信します。予約番号順の入場になります。 |
2016/6/12(日) 上映終了 |
岐阜県 各務原市 |
各務原市産業文化センターあすかホール | 上映 11:45~13:25 トークショー 13:30~14:00 |
主催:全国健康保険協会岐阜支部 各務原市 各務原市“健康のつどい”協賛イベント 高原秀和監督、安川惡斗さんトークショー 入場無料 事前申し込みは不要です。 |
2016/7/2(土)~7/8(金) 上映終了 |
神奈川県 | 横浜シネマノヴェチェント | 劇場HPをご確認ください。 | イベント上映日 7/2(土) 15時~「がむしゃら」上映 16時45分~休憩 16時55分~トークショー ゲスト:高原秀和監督、安川惡斗さん 18時30分~サイン会・撮影会 18時50分頃終演予定 ※終演後、バースペースにてゲストを囲んでの懇親会あり(要別途会費) ※7/2のみ特別料金 前売3000円 当日3500円 ※懇親会費4000円(フード&指定ドリンク3杯付) |
2017/3/25(土) | 岐阜県 下呂市 |
星雲会館(萩原中央公民館)2階天慶の間 | 上映 13:30~15:15 トークショー 15:15~15:45 |
主催:下呂市 共催:全国健康保険協会 上映終了後 惡斗さん・高原秀和監督トークショー 入場無料 事前申し込みの方を優先します。 申し込み方法については、主催者HPまで。 |
玉袋筋太郎(浅草キッド/漫才師)
「時間無制限人生一本勝負!」
安川祐香・結花・惡斗VS自分
こんなマッチメイクが思い浮かんだ…
この試合、惡斗の人生に同情したらオレの負けだ。これからの惡斗を待つ人生がどんな結末になっても「だから言ったじゃないか!」なんて嘆いてもオレの負けである。
『ノーコンテストに持ち込むしか無いのか?』なんてオレに卑怯なことまで考えさせてしまう惡斗。プロレスラー惡斗の人生試合はノーフェイクなのだ。フェイクで生きているオレには到底勝ち目はない!以上!!