新世代の武侠小説家が著した悲恋と活劇の物語を、名作ドラマの監督コンビが映像化!新機軸のアクション満載で贈る傑作TVシリーズ!!
金庸・古龍・梁羽生の三大家より一世代若い武侠小説家・蕭逸の「馬鳴風蕭蕭」は、“武侠版ロミオとジュリエット”と呼ばれ、氏の最高傑作とされている。この物語をもとにした本作に主演するのは、『大唐游侠伝』のシェン・シャオハイ。撮影終盤に1ヶ月の入院を要する大怪我を負ったが、激しいアクションや乗馬シーンも自ら演じ切った。ヒロインに抜擢されたのは、当時デビュー2年目だった若手女優のワン・チーで、この主人公カップルのキャスティングには原作者の蕭逸も大満足だったという。彼女を筆頭に、主人公の師・郭白雲(かく・はくうん)の娘役として登場するホァン・マンや、『宮廷の諍い女』のスン・チエン、『項羽と劉邦 King’s War』で虞姫を演じるリー・イーシャオなど美人女優たちが華やかに競演。また、『侠客行』と『連城訣』でそれぞれ主人公を演じたウー・ジェンとウー・ユエに加え、武侠ドラマファンなら誰もが知るユー・チェンフイとジー・チュンホァといった名バイプレイヤーも顔を揃えた。
本作の最大の魅力は、馬術を駆使した新機軸のアクションだろう。アクション演出に定評のある『浣花洗剣録』のチェン・ヨンゴーが監督を務めており、第1話から、まるで“馬上の格闘技”ポロの試合を思わせるような追跡シーンが展開する。総監督は『連城訣』『侠客行』のワン・シンミン。彼の故郷である内モンゴルの風景や音楽がふんだんに盛り込まれているのも、本作を特徴づけるひとつの要素となっている。