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台湾萬歳

ジャケットイメージ

『台湾人生』『台湾アイデンティティー』に続く“台湾三部作”、遂に完結!

解説

『台湾アイデンティティー』から4年。台湾と日本の結びつきを追い続けた酒井充子監督による“台湾三部作”が遂に完結! 移ろいゆく時の中で、いまだ「変わらない台湾」を描いた傑作ドキュメンタリー!!
台湾の原風景が色濃く残る台東縣――。そこで暮らす人々の生活の中心には今でも「祈り」「命への感謝」「家族」がある。いつしか日本人が失いつつあるものが、かつて〈麗しの島〉と呼ばれたこの島に生きているのだ。
1895(明治28)年から1945(昭和20)年までの51年間、台湾は日本の統治下にあった。時は経て、東日本大震災の際、台湾から200億円を超える義援金が寄せられたことは記憶に新しい。歴史的経緯をものともしない台湾の人々の日本への思いやりの源泉はどこにあるのか。
監督の酒井充子は、台湾に残る日本の痕跡を探し続けてきた映像作家だ。台湾三部作の幕開けとなった『台湾人生』では、日本統治時代、戦後の国民党独裁時代を経て現在に至るまで、激動の歴史に翻弄された5人の日本語世代たちの人生に焦点を当て、次作『台湾アイデンティティー』では、第二次世界大戦、二二八事件、白色テロという歴史のうねりによって変化を余儀なくされた6人を通して台湾の戦後に埋もれた時間を描いた。そして、取材を始めて15年目。最終章『台湾萬歳』の取材対象となったのは、日本人移民が持ち込んだカジキの突きん棒漁を営む人々や、山をかき分け狩猟を行う台東縣の人々だ。「変わりゆく台湾」を描いた前2作に呼応するかのように、「変わらない台湾」の姿を尊敬の念を込めて描いた、監督渾身の一作となっている。新聞大手4紙やキネマ旬報“文化映画紹介”にも取りあげられた話題作。

セールス・ポイント

酒井充子監督による珠玉のドキュメンタリー『台湾人生』『台湾アイデンティティー』に続く“台湾三部作”の最終章にして最高傑作!
カジキの突きん棒漁、山奥での狩猟…いまなお変わらない台湾の原風景を描く!!
木皿泉(脚本家)、奈良美智(美術家)、中孝介(歌手)、平野久美子(作家)、ホァン・ミンチェン(『湾生回家』監督)ほか、各界著名人から賞賛の声多数!!
 使い込まれた道具を器用に使うのは、まさしく働く人の指だった。やりなおすことのできない時間を生きてきた人たちの指だった。――木皿泉(脚本家)
 日本統治時代を越え、国民党独裁を越え、そこに今あるそれぞれの日常生活が、僕の心に静かに深く染み入ってくる。――奈良美智(美術家)
 かつて日本統治下にあった台湾。今もそこに暮らす人々の日常は、家族を思い、自然や先祖に感謝し、笑顔に溢れ、何処か懐かしく感じる。どんなに便利な時代になっても、決して失ってはならない大切な事がある。人と自然が共存し、生きる中にある営みの尊さを感じました。――中孝介(歌手)

作品情報

製作年・国
2017年・日本
ジャンル
ドキュメンタリー
権利元
(C)『台湾萬歳』マクザム/太秦
公式サイト
http://taiwan-banzai.com/
キャスト
張旺仔/オヤウ(許功賜)/オヤウ・アコ(潘春連)/Sinsin Istanda(柯俊雄) 他
スタッフ
監督:酒井充子『ふたつの祖国、ひとつの愛―イ・ジュンソプの妻―』『台湾アイデンティティー』
撮影:松根広隆『風の波紋』『ふたつの祖国、ひとつの愛―イ・ジュンソプの妻―』
録音・編集:川上拓也『息の跡』『風の波紋』
音楽:廣木光一『ふたつの祖国、ひとつの愛―イ・ジュンソプの妻―』『台湾アイデンティティー』
エグゼクティブ・プロデューサー:菊池笛人『がむしゃら』『ふたつの祖国、ひとつの愛―イ・ジュンソプの妻―』
統括プロデューサー:小林三四郎『函館珈琲』『大地を受け継ぐ』
プロデューサー:小関智和『がむしゃら』、陳韋辰
制作:今村花

関連情報

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セル情報

発売日
2018年3月23日(金)

品番・価格
MX-636S ¥4,000+税
※『台湾人生』(MX-388S ¥4,000+税)、『台湾アイデンティティー』(MX-522S ¥4,000+税)、『台湾人生+台湾アイデンティティー ツインパック』(MX-521S ¥7,000+税)発売中

規格
カラー/16:9 LB/片面1層/本編93分+特典10分/字幕:1.日本語字幕/音声:1.オリジナル日本語・中国語〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉
封入特典:解説書/映像特典:劇場予告編

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