四季わらべうた
“子供たちの合唱”と“日本の情景”で綴る、わらべ歌集。
解説
わらべうたは、人々の暮らしと共に生まれ、まるで風に舞う木の葉のように、土地から土地へと伝承されたと言われています。そうしたわらべうたの旋律と歌詞は、子供たちの遊び歌として、または生活慣習を伝えるものとして、歌い継がれてきました。
この作品は、作曲家・宮崎尚志が収集した土地のイメージを大切にして独自の解釈によってアレンジを加えていますが、その根底には、忘れさられようとしている日本の旋律を少しでも多くの皆様に聴いて頂けたらという思いが込められています。
物語
【収録歌】
●春の歌
梅の花には
いっちょこ負けた
ひらいたひらいた
あれなんがれ
羅漢さん
天神さまのてまり歌
ずいずいずっころばし
ひーふー三羽
花いちもんめ
おらえのおぼこ
●夏の歌
いちにたちばな
今年のぼたんは
裏のびわの木
だいぼろつんぼろ
つちぐも
ほたる来い
ちんわんねこにゃあちゅう
ひとつとせ
ひとり来な
向こう横丁のお稲荷さんへ
麻の葉のねんねこしょ
●秋の歌
いちじくにんじん
お月さまいくつ
あの山で光るのは
とんとん殿様
坊さん坊さん
せっせのせい三郎
通りゃんせ
一杯と吸いましょう
とおかんや
とんとんたたくは
●冬の歌
かごめかごめ
松山のお稲荷さん
機織り数え歌
たらこたらこ
いちばんはじめは
月火水木金土日
ちんちんこまこま
おさらい
七草なずな
鳥追い
作品情報
- 製作年・国
- 2004年・日本
- ジャンル
- 文化
- スタッフ
- 音楽:宮崎 尚志・宮崎 道
企画:斉藤 洋
影絵:「劇団 影法師」
歌:「ひばり児童合唱団」