墓石と決闘
ワイアット・アープとクラントン一味――果てなき死闘の勝者は…?
西部劇史上に燦然と輝く『OK牧場の決斗』――
その真の結末を描いた傑作が、ファン待望の日本初Blu-ray化!!
解説
『大脱走』『荒野の七人』の名匠 ジョン・スタージェス監督円熟期の傑作にして、アメリカ西部開拓史に名高い「OKコラルの銃撃戦」事件の真の結末を描いた重要作が、ファン待望のBlu-ray化!!
保安官 ワイアット・アープとクラントン一家の戦いを描いた『OK牧場の決斗』――西部劇ファンの心を掴んで離さないこの不朽の名作は、現実の事件とは異なるエンディングを迎える。同作の監督でもあるジョン・スタージェスが、西部劇の定番として何度も映画化されている、この「OKコラルの銃撃戦」の顛末を史実に忠実に描き直したのが、本作『墓石と決闘』である。映画の冒頭にも“THIS PICTURE IS BASED ON FACT. THIS IS THE WAY IT HAPPENED.”と記されているが、だからといって淡々と事実をなぞった作品というわけではない。映画は「OKコラルの銃撃戦」という最大の見せ場からスタートし、法の下の正義と復讐との間で苦悩するワイアット・アープの姿を描き、やがてクライマックスへとなだれこんでゆく骨太なエンタテインメントとなっている。
主人公のワイアット・アープを演じるのは、『グラン・プリ』でも主演を務めたジェームズ・ガーナー。彼の相棒ドク・ホリデイに扮するジェイソン・ロバーズは、『大統領の陰謀』と『ジュリア』で2年連続アカデミー賞助演男優賞を受賞した実力派だ。一方、撮影には『ワイルドバンチ』『昼下がりの決斗』のルシアン・バラード、音楽は『オーメン』でオスカーに輝き、5回もエミー賞を受賞した巨匠ジェリー・ゴールドスミスを起用するなど、スタッフにも錚々たる顔ぶれが集まった。
物語
1881年10月26日、アリゾナ準州トゥームストーン。保安官のヴァージルとワイアット、その弟モーガンのアープ兄弟と、ワイアットの友人ドク・ホリデイは、確執のあったクラントン一味と「OKコラル」付近で銃撃戦に。一味の内、ビリー・クラントンをはじめとする3名が死亡、ワイアットらは殺人罪で起訴された。審議の結果、彼らは無罪となるが、納得のいかないクラントン一味は報復に出る。ヴァージルは脚を撃たれて生涯癒えぬ傷を負い、モーガンは無残にも命を奪われたのだった。2人の仇を討つため、ワイアット・アープはドク・ホリディと共にクラントン一味の追跡を開始する…。
セールスポイント
・ジョン・スタージェス監督(『大脱走』『荒野の七人』)が描く『OK牧場の決闘』の“真の結末”!!
・羽佐間道夫、納谷悟朗…豪華声優たちが参加した日本語吹替音声収録!
・傑作西部劇、日本初Blu-ray化! 『墓石と決闘』を皮切りに、『スパイクス・ギャング』『ミズーリ・ブレイク』の3作品を連続リリース!!
作品情報
- 原題
- Hour of the Gun
- 製作年・国
- 1967年・アメリカ
- ジャンル
- 西部劇
- 権利元
- (C)2019 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
- キャスト
- ジェームズ・ガーナー『グラン・プリ』
ジェイソン・ロバーズ『大統領の陰謀』
ロバート・ライアン『ワイルドバンチ』
アルバート・サルミ『許されざる者』
チャールズ・エイドマン『宇宙大征服』
スティーヴ・イーナット『刑事マディガン』
マイケル・トーラン『失われた男』
ウィリアム・ウィンダム『新・猿の惑星』
ラリー・ゲイツ『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』
ウィリアム・シャラート『地球爆破作戦』
リチャード・ブル『大草原の小さな家』
ビル・フレッチャー『超能力100万ボルトの瞳』
サム・メルヴィル『華麗なる賭け』
カール・スウェンソン『ダンディー少佐』
フランク・コンヴァース『武士道ブレード』
オースティン・ウィリス『カルタゴの大逆襲』
ジョン・ヴォイト『真夜中のカーボーイ』
モンテ・マーカム『ミッドウェイ』
ロバート・フィリップス『特攻大作戦』
ロニー・チャップマン『11人のカウボーイ』
- スタッフ
- 監督・製作:ジョン・スタージェス『大脱走』
脚本:エドワード・アンハルト『絞殺魔』
撮影:ルシアン・バラード『ワイルドバンチ』
編集:フェリス・ウェブスター『大脱走』
音楽:ジェリー・ゴールドスミス『ランボー』
美術監督:アルフレッド・ヤバラ『アラモ』