私たちの青春、台湾
金馬奨 & 台北映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞W受賞!
ひまわり運動のリーダー、人気ブロガーの中国人留学生、そして、ドキュメンタリー映画監督の私が、台湾・香港・中国で見つけた“私たち”の未来への記録――。
解説
2018年 金馬奨最優秀ドキュメンタリー映画賞 & 台北映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞! 気鋭の女性監督が、社会運動に身を投じた若者の姿を通じて台湾の“いま”を描く、傑作ドキュメンタリー!!
台湾・ひまわり運動、香港・雨傘運動、日本・SEALDs――2014年、アジアの学生運動が盛り上がった。中でも、23日間にわたって立法院(※台湾の国会に相当)を占拠し、統率の取れた組織力と全世界に向けたメディア戦略を駆使したひまわり運動は、まれにみる“成功”を収めたと言われている。
『私たちの青春、台湾』の中心人物となるのは、香港の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)、周庭(アグネス・チョウ)と交流し、のちに入国禁止となった中国大陸にも足を踏みいれて、台湾のあるべき姿を探る、ひまわり運動のリーダー的存在・陳為廷(チェン・ウェイティン)と、10万人以上のフォロワーを持つ人気ブロガーで、中国人留学生ながら民主主義について積極的に発信していく蔡博芸(ツァイ・ボーイー)。2人の姿は台湾での社会運動を通して“民主主義”を実現し、未来を切りひらいていく輝きに満ち溢れていた。しかし、2011年から彼らの活動を追う女性監督・傅楡(フー・ユー)のカメラは、ひまわり運動の“成功”と、その後の挫折をも捉えてゆく。
本作は、理想を求めてもがく若者たちの青春の物語であるとともに、不安定な台中関係下で揺れ動く台湾と、そこに根付いた“自由”と“民主主義”の歩みを綴った記録でもある。
セールス・ポイント
▶2018金馬奨 & 2018台北映画祭最優秀ドキュメンタリー映画賞受賞! “ひまわり運動”の成功と挫折を通じ、台湾に根付いた民主主義の歩みを捉えたドキュメンタリー!!
▶書籍「わたしの青春、台湾」(発行:五月書房新社)、好評発売中!!
▶傑作ドキュメンタリー、4か月連続リリース!!
2月◆生き別れた者が伝える、日本という国の今。『日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人』
3月◆田中トシノリ プロデュース&監督作品を同時発売!『ジャイビーム! インドとぼくとお坊さん』『スーパーローカルヒーロー』
4月◆異例の大ヒットを記録し、メディアをにぎわせた注目作!『なぜ君は総理大臣になれないのか』
5月◆金馬奨&台北映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞!『私たちの青春、台湾』
コメント
▶三・一八ひまわり運動は、1980 年代以降の台湾における最大規模の学生・市民による抗議運動で、台湾における行政をも巻きこむ社会活動の展開に、現在に至るまで深く影響を及ぼしている。運動の主力として、多くの若者が痛みや熱い思いを体験し、改めて人生の進むべき道を決めていった。『私たちの青春、台湾』は、運動の過程での喪失や奮闘を真摯に記録しており、民主的な社会にとって最も意義のある教訓になっていると言っていい。それは、単に未来を夢見るだけではなく、困難と向き合い勇気を持って挑戦してはじめて、本当に自分の進むべき道に出ることができ、私たち自身を通して未来を呼びこむことができる、ということなのだ。――唐鳳(オードリー・タン/台湾デジタル担当大臣)
作品情報
- 原題
- 我們的青春,在台灣 - Our Youth in Taiwan
- 製作年・国
- 2017年・台湾
- ジャンル
- ドキュメンタリー
- 権利元
- (C)7th Day Film All rights reserved.
- キャスト
- 出演:陳為廷(チェン・ウェイティン)、蔡博芸(ツァイ・ボーイー)、林飛帆(リン・フェイファン)ほか
- スタッフ
- 監督:傅楡(フー・ユー)
プロデューサー:洪廷儀(ホン・ティンイー)
撮影:傅楡(フー・ユー)、楊彝安(ヤン・イーアン)、陳香松(チェン・シャンソン)、盧元奇(ルー・ユエンチー)、林郁盛(リン・ユーシェン)、許紘源(シュー・ホンユアン)
主題歌:楊彝安(ヤン・イーアン)《我們深愛的青春 Our Beloved Youth》
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