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東日本大震災発生から二週間後、一台の車が被災地へと向かっていた―。
誰も、観たくなかったはずのドキュメンタリー。

解説

震災をその目で確認すること、それだけが共通の目的だった―。山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されるやいなや、怒号と賞賛が乱れ飛んだ世紀の問題作が、遂にDVDリリース!
東日本大震災発生から15日後、2011年3月26日。放射能検知器を搭載した車は、4人のドキュメンタリスト―作家・映画監督の森達也、映像ジャーナリストの綿井健陽、映画監督の松林要樹、映画プロデューサーの安岡卓治―を乗せ、被災地を目指して出発した。ガイガーカウンターが激しく反応するなか、東京電力福島第一原子力発電所への接近を試み、津波の被害を受けた土地を訪ね、岩手・宮城を縦走。そして津波に飲み込まれた石巻市立大川小学校へと向かう。依然として行方が分からないままの我が子を探す親たちの言葉がメディアの姿勢をも問う。遺族を前にしながら、ビデオカメラを廻し続ける彼らにも、厳しい批判が向けられる。そして4人の男たちは、被災地の圧倒的な惨状を写すカメラを、こともあろうに180度返してみせるのだ。するとそこには、恐怖と混乱のなかで否が応でも高揚し、やがて自らの無力さに思い至って押し黙るほかに術のない、彼ら自身の姿が映し出されていた。それは、マスメディアが決して露にすることのない、しかし、現実に存在していた“撮る側”にいる者の素顔なのだ。
本作『311』は、震災の混乱が色濃く残る2011年10月に開催された山形国際ドキュメンタリー映画祭にて初上映。文字通り賛否両論の嵐、一時は劇場公開が危ぶまれるほどの論争を巻き起こした超問題作である。

セールス・ポイント

・怒号と賞賛の嵐!『A』の森達也、『Little Birds -イラク 戦火の家族たち-』の綿井健陽、『相馬看花』の松林要樹、そして名プロデューサー安岡卓治が放つ、超問題作!!
・東日本大震災発生から2週間。カメラがとらえた被災地の惨状、そして“撮る側”の素顔とは…。震災ドキュメンタリー映画の傑作!!
・特典として、パンフレット縮刷版を封入&4監督によるティーチインの模様を収録!
・関連書籍『311を撮る』(岩波書店 刊)好評発売中!

◆山形国際ドキュメンタリー映画祭2011 正式出品|東日本大震災復興支援上映プロジェクト「ともにある Cinema with Us」
◆第16回 釜山国際映画祭 正式出品|ワイドアングル部門
◆第8回 台湾国際ドキュメンタリー映画祭 正式出品
◆第3回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル|ゲストセレクション
◆サラヤ国際ドキュメンタリー映画祭|オープニング上映
◆第18回 宮崎映画祭|クロージング上映

作品情報

製作年・国
2011年・日本
ジャンル
ドキュメンタリー
権利元
(C) 2011 Mori Tatsuya,Watai Takeharu,Matsubayashi Yojyu,Yasuoka Takaharu All Rights Reserved
公式サイト
http://docs311.jp/
スタッフ
監督:森達也『A』『A2』/綿井健陽『Little Birds -イラク 戦火の家族たち-』/松林要樹『相馬看花』『花と兵隊』/安岡卓治

関連情報

カテゴリー
タグ

セル情報

発売日
2013年3月2日(土)

品番・価格
MX-482S ¥4,800+税

規格
カラー/16:9 ビスタ/片面1層/本編92分+特典29分/音声:1.オリジナル日本語〈ドルビー・デジタル・ステレオ〉
封入特典:縮刷版劇場パンフレット
特典映像:座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル ティーチイン&劇場予告編

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全国のDVD取扱店、ネットショップ等でもお買い求めいただけます。