武芸の腕はからっきし、口だけは達者な女好き韋小宝(い・しょうほう)が繰り広げる大冒険! 『天龍八部〈新版〉』のキャスト&スタッフが再びチームを組んで放つ、金庸原作最新ドラマ!!
「鹿鼎記」は武侠小説の大家・金庸の最後の作品にして、「天龍八部」に次ぐ大長編。しかし主人公の韋小宝(い・しょうほう)は、武芸はできず、皇帝の親友でありながら反朝廷の秘密組織「天地会」の幹部に上りつめ、無類の女好きで7人の妻を娶るデタラメな男。この武侠小説のヒーローらしからぬお調子者が繰り広げる騒動記とあって、連載当時は代筆疑惑まで持ち上がった、金庸の異色作である。
主演は、同じ金庸原作ドラマ『天龍八部〈新版〉』の主人公の1人で、信心深い少林僧・虚竹(こちく)という、韋小宝とは真逆の役に扮したハン・ドン。韋小宝の親友で、本作のもう一人の主人公ともいえる清朝第4第皇帝・康熙帝を演じるのは、ハン・ドンとは『蘭陵王』で共演した若手人気俳優ウェイ・チエンシャン。そして、韋小宝の7人の妻に扮するのは『天龍八部〈新版〉』で王語嫣(おう・ごえん)を演じたジャン・マンや、悪女・康敏(こう・びん)役のジャン・シンユーなど、いずれ劣らぬ美女揃い。快男児・韋小宝が巻き起こす、笑いと友情と大活劇の物語を華々しく飾っている。監督を務めるライ・シュイチンを筆頭に、『天龍八部〈新版〉』のスタッフやキャストの多くが再結集して贈る、傑作時代ロマン!