砂漠のオアシスに、ピクニックを楽しむひと組の家族の姿が。そこへ現れたのは犯罪組織を束ねる悪魔のような男、ネイサン・フレッシャーだった。
自由を奪われた夫の眼前で妻は凌辱され、惨殺される。夫は娘を救いたい一心で、フレッシャーに言われるがまま両目を木の枝で潰し命乞いをするが、冷酷な銃声が轟いた。
そして、フレッシャーの握るモーゼル・ミリタリーは夫にも向けられ、数発の弾丸が彼を襲う。高笑いを残して去ったフレッシャーだったが、幸か不幸か、夫の命
は途切れてはいなかった。
8年後、彼は盲目の剣士“盲狼”として砂漠の町へ戻った。折りしも、別件で逮捕されていたフレッシャーは、リンボーソ刑務所からの出所の日を迎える。 復讐者の存在を知ったフレッシャーは、7人の刺客を雇った。いずれ劣らぬ異能を秘めた刺客たちは“盲狼”を待ち伏せる。彼の首にかかった莫大な賞金を得るために…。